R style by 両口屋是清

『ひらいまさゆきの「あんこに想いを廻らせる。」』09

ども、あんこ大好き!平居正行です。

先日、服を大量に処分したため、「しまった!着られる服が足りない?!どうしよう。。」ってことになってしまい、久々に服を探しにおしゃれなワカモノたちがひしめく街・原宿へ行ってきました。
ぐるぐる服を探して店を回り、いい感じに歩き疲れて一息つこうと思って、ふと「そういや、表参道ヒルズ近いな。ちょっと見物がてら足を伸ばしてみようじゃあないか」と、ぷらぷらと素敵なお店を覗きつつ、おしゃれな人々の行き交う表参道を進むおいら。
実は表参道ヒルズの中に、気になる甘味屋さんを見つけていたのです。
それは、表参道ヒルズの三階にある「R style by 両口屋是清」 というカフェ。
名古屋で370年続いている和菓子屋の老舗、両口屋是清(りょうぐちや これきよ)さんのプロデュースしているお店なのです。
平日の午後ということで、客足も落ち着いてゆったりとくつろげる雰囲気の店内。
ドキドキしながら席に座り、注文したのは、
「極味(きわみ)ぜんざい」
そう、今回の「あんこに想いを廻らせる」は、ぜんざい でございます。
ぜんざいといえば、前回の第八回でも少し触れましたが、圧力鍋がぶっ壊れていたため実家にて母お手製のぜんざいを食べ損なったおいらですが、先月中に、偶然にも別のお店で美味しいぜんざいを食べられたという「ぜんざいリベンジ」を果たしているため、さてはて今度はこちらのお店ではどうなのだろうかと、食べくらべをしてみようと思いたった次第であります。

渡されたメニューには、
注文を受けてからつくる、との文字が。しばし待つ。
と、店員さんがお水を運んできてくださったのだけれど...、
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ん?水と、なんだろう、この小さいおちょこは...もうひとつ、水??
ひと口飲んでみる。あ、ほんのり甘い!?
気になるけれど、店員さん何も言わずにいっちゃったし。。
よし、聞いてみるか。

おいら「(動揺しつつ)あの、な、なんですか、これ?」
店員さん「そちらは梅の味のついたお水です」

梅の味の水、ですと?!言われてまたひと口飲んでみると、確かに、梅の風味の甘さだ。なんとまあ、洒落たサービスではないですか!
正体がわかって、ちょっとほっとしました。(笑)

そして、いよいよ出て参りました、極味ぜんざい(白玉&栗入り)。
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あたたかいものか、冷やしてあるものか選べるのですが、あったまりたくて暖かいものにしました。
さじですくって、ゆっくり口へと運ぶ。

これは、んまい!!

ひと口ひと口が、じわりとくる。よく煮込んだ小豆の美味しさが、歩き回って疲れたおいらの五臓六腑に染み渡る。。
白玉と栗も交えながら、少しずつ、なくなるのを惜しみながらゆっくりと食べて行く。
なんと幸せな時間なのだろう。
そして、この小豆の粒の大きさ!
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まさにぜんざいの極味と言っても過言ではない。
食べ終わった後、気がついたら軽く汗をかいていました。(笑)
極味ぜんざいにしてやられました。。

はてさて、あんこコラムの第九回、今回おいらが想いを廻らせたあんこは「R style by 両口屋是清さんの 極味 栗ぜんざい」でした。

美味しいあんこは美味しいうちに、どうぞ本日中にお召し上がり下さい。
おしまい。

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