「病は生(き)から」

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中澤まさとも『人生のパクが早上がりでもさ!』12

どんな仕事だって最初は人間がしているわけで。

人間である以上、人間らしい問題のいくつかは常に付きまとうわけです。
その中の一つが今回のテーマ『健康管理』となります。
これはきっとどんな人にとっても大切なことで、自分の体が悪くなって善いことなんてほとんどありませんからね。
我ら声優業において『声が出せなくなる』こと以上の非常事態はなかなかありません。
(これは、スタジオに到着できない・事故にあったなど様々なアクシデントもありますが、職業としての純粋な観点で言うと『結果として自分の声を音声媒体に記録できない』ということだと思ってください。)
なので、このような事態にならないに越したことはありません。特に季節の変わり目(年四回)は風邪をひきやすい!特に自分の免疫が下がっていると自覚しているので生活レベルから気を配るわけです。
あっと…ここからは僕の場合、という話なので他の人がしているかどうかとその人の能力や評価とは別の話として捉えてくださーい。
物事の大体は、理屈としては『未然に防ぐ“予防”』と『状況に対処する“処方”』のいずれかで解決するのですが、健康管理も然りです。
では“予防”からご紹介しましょう。
まずはマスク!菌の侵入を大体防いでくれます!
“大体”というのはまあ、呼吸の関係上、どうしても隙間というのはあるものですから100%防菌はないわけで、それでもある程度は直接侵入は防げるので必須です。
それからうがい手洗い!携帯用のコップがあるとどこのスタジオでも使えるので便利です。
うがいは特に、喉全体をうがいできるように『あーいーうーえーおー』と言いながらします。最近は内匠靖明くんからもらったプロポリス抽出スプレー(通称:俳協汁)を二回プッシュとうがい薬の組み合わせでするので喉の疲労もフォローしています。
あとですね…個人的にはまだこの時期は足や肩を冷やすと風邪をひきやすいようです…。寝るときとか気をつけましょう…。薄手でも長袖の上着を持ちましょう…。
続いて、“処方”です!
人間ですから…どうしても風邪をひくこともあります…。さらに声が変化する(or出なくなる)タイプのやつなんかひいた日には…大ショックです。即刻対処せねばなりません。
まずはすぐさま病院に行けるかどうか。そして、これが大事なのですが、自分の症状をお医者さんに説明できるかどうかです。
これは僕に実際にあったことですが、症状がひどくなる前に病院に行ったら現状大したことないという診断でとりあえずな薬をもらってきて、その翌日からひどくなった風邪に対処できなかったことがあるのです…。お医者さんは対処をしてくれるところなのですからちゃんと説明すると、見合ったものを処方箋の中に用意してもらえたりします。
そのためには自分でも自覚症状のチェックをする必要があるのです。
分かりやすいのは痛み。どこが痛いのか、どういった痛みなのか、患部と神経どちらが痛いのか、どのくらい痛いのか。
喉の不調というのも、疲労による枯れと菌による炎症と細かい傷による裂傷・腫れなどがあり、どの症状なのか。などなど。
おかげで最近は風邪をひく数は減ってきています。One-Sizeでもそういった話をしている回が減ったと思います。
しかしながら、この世界で仕事をしているのは私一人ではありません。どんな仕事だって最初は人間がしているわけで、僕がどれほど予防に勤しんでも風邪を引いている人からうつされることもあるわけです…まあそこは…キツイですけど…だって人間ですものね。
皆さんも僕も地道な予防と迅速な処方を心掛けましょう。

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