『ひらいまさゆきの「あんこに想いを廻らせる。」』04
ども、あんこ大好き!平居正行です。
9月、です。
9月3日、私事ではありますが、おいらの誕生日でした。
そして同じくして9月3日、あの国民的人気猫型ロボット、ドラえもんの誕生日でもあるのです!(※2112年誕生予定)
ドラえもんの大好物、と言えば、そう、「どら焼き」。ということで、今回、おいらはどら焼きを食べようと決めたのです。
9月某日。その日、おいらが向かったのは池袋。
実は、以前から気になっていた和菓子屋さんが池袋にあったのです。
池袋駅東口を出てジュンク堂書店の脇を通り抜け、さらに左に曲がって人通りの少ない小路を進むと、そこにちょこんと佇む隠れ家みたいな古民家風のお店が現れます。
その名も「すずめや」。
木でできた趣ある看板には「どらやき すずめや」の文字が。
小さな店先を覗くと(本当に「小さな」と言っても言い過ぎではないくらいの、小ぢんまりとした店スペースなのです!)、店員さんはいらっしゃらず、そこにどら焼き、おはぎ、最中などの和菓子が品よく並べられています。
同じようにそこにおいてある呼鈴を鳴らすと、店員さんが現れます。
おいら「どらやき2個と、あと...それ(※おはぎ4個入り)、ください!」
...いや、お目当てはもちろんどら焼きなんですよ?でも、おはぎも美味しそうだったので、つい。。(笑)
それを包んでもらって、帰路に着くおいら。
家に着いて早速、包みオープン!
見事なまでにキレイな焼き色のどらやきですね。少しフチがイビツなのは、手づくりの証しかと。
いっただっきまーす!
ひとくちほお張ると、生地はふんわりやわらか、あんこはしっかり粒の残ったつぶあんで甘さ控え目、そして生地とあんこの相性バッチリ!
美味しくて思わず「フ~フ~フ~!」と言ってしまう。(笑)
そして1個160円というお手頃なお値段。この美味しさでこの価格は素敵すぎます!
何故、このすずめやさんを見つけたのかというと、さかのぼること数年前。
おいらが劇団に入っていたときのことでした。池袋ジュンク堂書店の少し先に、シアターグリーンという劇場があって、そこでの公演のおてつだいで通っていたとき、偶然見つけたのです。
一目ですずめやさんのその店構えに見惚れました。
ですが、そのときのおいらは「気になる...でも、お、お高いんでしょう?敷居が高そうだし、おいらなんかじゃ手の届かない高級などら焼きなのでは...?」と感じてすらいました。(実際、調べて行ってみたら、それは全くの思い過ごしだったわけなんですけどね。笑)
さて、話を元に戻しまして、お次はおはぎを食します。
こちらもあんこたっぷり、しっかりしたつぶあんで大満足の味でした!
いやはや、どちらも美味しいあんこだったのでおいらは幸せです。ごちそうさまでした!
ちなみにすずめやさん、その日の個数を売り終わり次第で営業終了とのことで、日によってはすぐに完売して閉まってしまうこともあるとか。
(※売り切れるのが心配な方は、事前の御予約も受け付けているそうなので安心ですよ!)
はてさてあんこコラムの第四回、今回おいらが想いを廻らせたあんこは「すずめやさんの どらやき」でした。
美味しいあんこは美味しいうちに、どうぞ本日中にお召し上がり下さい。
おしまい。